合宿制の料金内訳


普通運転免許合宿制を採用している教習所を選択する際、単純に180,000円、220,000円と表示されている料金を見た場合、とくに安く免許を取りたいと思っている人は180,000円と表示されている教習所のほうがいいと思い、入校を決めることがあります。

しかしながら、実際には220,000円と表示されている教習所のほうが安上がりになるケースも少なくありません。合宿免許の場合、入校料、学科教習料、技能教習料、技能検定料、教材料、学科受験料、証紙費、適正検査料などが含まれている教習料だけがかかるわけではありません。

合宿免許では教習所指定の宿泊施設で寝泊りしつつ卒業を目指す形になるため、宿泊料金や食費などの生活費が発生します。また、教習所との往復交通費も発生します。試験に合格できなかった場合に滞在が延びると再試験や延長になった分の滞在費がかかることもあります。

こうした諸費用が込みで前述した220,000円の料金設定と、諸費用が含まれていない180,000円の料金設定では、前者のほうが安上がりになる可能性がきわめて高いです。

諸費用なしで180,000円の場合、教習料以外はすべて有料となると、220,000円を超えるお金がかかることになるためです。入校する教習所を選ぶ際には、料金内訳までみてトータルでお得なところを選ぶことが失敗を避けるためには大切なのです。